職場で5年くらい前からチームリーダー的なことをやっています。
面倒なのは嫌なので、リーダーってそこまでやる気しなかったけれど、実現したいことが1つあったので当時引き受けました。
コミュニティの環境を変えたい場合はリーダーをやらないと変えるのは難しいというのは、昔ネトゲ(FF11)で学びました・・・。
目的は1つ、『年休を消化できる状態』にすること。
年休が取れていない状態ってどういうことかというと、余剰能力がなく新しい事もできない状態。
時間がないから改善もされず現状維持が手一杯、トラブルが起きて人が抜けるとその度に対処が必要になるということ。
そしてパーキンソンの法則で、「仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する」と言われるように、空き時間をひたすら埋める人達が一定数いるのが現実です。
人を変えるのは難しいので(特に年上の部下)、環境を変える必要がありました。
時間投資
地方の中小企業ってITに疎い人ばなりなので、自作PC組めるくらいでもちょっと詳しい人になります。
なのでシステムの入れ替えの時にITリテラシーない人ばかりだと、システムが使いこなせず古いものと並走させてとても効率が悪いことになります。
丁度うちの部署のシステムを入れ替える時に任せてもらったんで、もろもろ改善することができました。
後は空いた時間でデータを集めて研究と改善をするトライアンドエラー、ネトゲのレイドボス攻略と同じですね。
ちょっと改善して空き時間を作る→空いた時間でもう一つ改善する→以下ループ
まさに投資の複利効果。
可処分時間と可処分所得
働き方改革という言葉が世間で言われて数年が経過し、コロナの影響で社会の変化は一気に加速しました。
以前から少子高齢化から人口減少が始まり、労働者も消費者も減り続けます。
2025年には団塊の世代が後期高齢者になり、2030年には3人に1人が65歳以上になります。
このままだとジリ貧もいいところですね。
業務の効率は大幅に上がりました。
投資に回している時間配分を減らせば目的だった年休消化ができます。
「年休を取れる環境を作ったから、それを浪費・消費・投資、どれに使うのかは自分で決めて」
今年になってからこんな指示というか、お願い?をしました。
おかげで年休取得率は一気に上がりました。
一部の人から休みすぎみたいな事を遠回しに言われてるっぽいですが、結局は時間を投資したかどうかなので、知らんがなとしか・・・。
時間もお金もどう使うかは自分次第。
全部浪費に使えばあとで苦労するだろうし、全部消費に使えばジリ貧になる。
時間は貯蓄できないからこそ、どう使うかはお金より難しいのかもしれない。
やりたい事はやったので、リーダーやりたい人がいたらやって欲しいのが正直なところ。
ここから先は空いた時間で自己投資をして使わないお金はインデックス投資に回している今日この頃です。