最近はテレビなどでも投資についての話題出て来ています。
今はネットさえ使えれば簡単に資産運用ができ、国も投資しやすいようにNISAやiDeCoなどの非課税枠を用意してくれています。
年功序列・終身雇用の崩壊が始まり、昇給しても税金や社会保険料が上がっていくため若い人の可処分所得は昔に比べて増えないのが実情です。
複利効果って凄い
毎月1万円を10年間、全世界株式(年間平均利回り5%を想定)に投資すると下記のようなグラフになります。
得られた収益を再投資することで雪だるま式に資産が増加する「複利効果」が発生します。
投資年数が長いほど「複利効果」が大きくなるので、長期で投資できる若い人ほど有利になります。

いくら投資する?
手取り収入の15%〜30%を貯蓄できていると良いと言われています。
貯金と投資を並行して行うのが良いと思うので、手取りの10%を投資した場合どの程度資産形成できるかを計算してみました。
20歳の手取りの中央値は250万円なので10%の25万円を投資し、翌年に収入が増えて258万円になった場合は25.8万円投資します。
こんな感じに収入に応じて投資額を変動させていきます。
20歳から始めると40歳で1,000万円を超え、50歳で2400万円を超えました。
40から始めた場合は50歳時点で600万円程になります。
皮算用ですが資産形成は早めに初めて方が圧倒的に有利ですね。

無理のない金額を投資する
積立投資で重要なのは、積み立て続けられる事です。
7〜10年くらいのサイクルで暴落が発生すると言われています。
暴落時に売ってしまうことだけは避けたいですね。
3年以内に使う予定のお金は投資せず現金預金するなどしてリスク管理をしっかりしましょう。
投資初心者、特に若い方は「積立NISA」から始めることをおすすめします。