「投資を始めるときに何から始めたらいい?」と聞かれたのでまとめてみました。
まずは土台作りから始める

基本的に資産は図のように下から積み上げていきます。
貯金・保健・生活防衛資金の土台があれば、いざというときにお金が必要になっても積立NISAを取り崩す必要がなくなります。
積立NISAは暴落時に取り崩しさせしなければ良いので、この土台がとても重要となります。
会社員などで、ある程度リスク許容度が高いのであれば土台を作りながら並行して積立NISAを始めるのも良いかなと思います。
個別株やETFなどは、つみたてNISAやiDeCoなどを全て使った上で、少し手を出しても良いかもしれません。
まずは貯金・保健・生活防衛費
まずはこの3つが必要です。
3年以内に使うお金と普段使いのお金は現金で預金します。
次に万が一収入がなくなった時に使うお金として生活防衛資金、毎月の支出の6ヶ月分程度の現金預金を用意しましょう。
そのためには支出の把握も必要なので、月間・年間の固定費と変動費を書き出してみると良いですね。
保険は火災保険・自動車保険(自動車保有の方)が必須となります。
医療保険は貯金や生活防衛費がないときはかけておきましょう。お金が貯まったら不要です。コストの低い掛け捨てを選びましょう。
生命保険は独身で子供がいなければ不要かなと思います。
自分にもしものことがあったらお金が必要かどうかで判断しましょう。こちらも掛け捨てを選びましょう。
収入の20%を貯蓄する
貯金ができない人の一番の理由は、毎月の残ったお金を貯蓄に回すからですね。
人は収入が増えると無意識に使って生活レベルを上げてしまい、一度上げた生活レベルはなかなか落とす事ができません。
なので、貯蓄に回すお金は先に取っておきます。
毎月の手取りが20万円であれば4万円を貯金や投資にまわし、残りの16万円で生活しましょう。
つみたてNISAとiDeCoどっちが先?
「つみたてNISAとiDeCo、どちらを先にやったらいいの?」と聞かれることがあります。
まずはつみたてNISAから始めましょう。
iDeCo(確定拠出年金)は購入金額が全額所得控除されるとてもお得な制度ですが、60歳まで引き出す事ができません。
お得な制度ではありますが、資金拘束のデメリットも大きいので優先度は積立NISAかなと思います。
個別株やETFは必要?
基本的にはiDeCoまでできていれば、後は特定口座でつみたてNISAと同じ銘柄を追加で積み立てていけば良いかなと思います。
ただ、基本的に積立NISAやiDeCoで行うインデックス投資は、あまりやる事がなく暇なので、趣味の範囲内で個別株やETFを買って勉強するのも良いかもしれません。
上新電機のような1株だけで株主優待がもらえるお得な銘柄も多少あります。
ちなみに1株(単元未満株)の購入は結構手数料がかかるので、【SBIネオモバイル証券】などがおすすめです。(月額課金が必要なので、購入しない時は課金停止を推奨します)