一昨年、保険の考え方を色々と勉強して無駄な保険を片っ端から解約しました。
解約したもの・・・年金保険、生命保険(ガン・医療特約付)、養老保険
残したもの・・・自動車保険、火災保険・地震保険
「保険」と言う概念や考え方をゲームで置き換えて考えてみましょう。
確率は低く被害の大きなものに保険をかける
保険の基本ですね、マトリクス図にすると下記のようになります。
被害が大きい | 被害が小さい | |
発生確率が高い | 近付いてはいけない | 貯蓄で対応 |
発生確率が低い | 保険で対応 | 貯蓄で対応 |
「発生確率が低く被害の大きいものに保険は必要」となります。
これをゲームに例えると「保険に即死回避系アクセサリを装備させよう」や「保険にラストエリクサー(味方全体回復アイテム)を温存しよう」など。
温存したラストエリクサーを結局ゲームクリアまで使わない『ラストエリクサー症候群』と呼ばれる症状もありますが、保険を使わずに済めばそれはそれで良かったのかも知れません。
医療保険は被ダメージ軽減
「病気や怪我には民間の医療保険ではなく、健康保険(高額医療費制度)と貯蓄で対応すべき」
これをゲームに置き換えて考えると
「コストの高いバリア系スキルを装備するより、標準装備の一定ダメージ以上カットのスキルとHPを高めに維持して立ち回れば対応できる」
みたいな感じでしょうか。
高額療養費制度について
医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(歴月:1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」(こうがくりょうようひせいど)があります。
当然、個人のリスク許容度に応じて保険は必要ですが、ある程度貯蓄ができていれば必要ないのかなと思いました。
貯蓄保険はヒーラーで火力を出そうとしている感じ
保険は「被害を抑えるめ」である前提で考えると、生命保険や医療保険等はまだ分かりますが、貯蓄保険というよくわからないものが残ります。
この「貯蓄保険はなんなのか?」というのを考えてみました。
「アタッカーが居ないパーティーでヒーラーが火力を出そうとしている感じ」
に似ているのではないか?という結論に至りました。
火力・・・お金を増やす
アタッカー・・・投資
ヒーラー・・・保険
このように置き換えて考えると、つみたてNISAなどを知らずに投資の選択肢がない状態、つまりアタッカーが不在だとヒーラーで火力を出さざる得ない状況になります。
当然、ヒーラーで火力は出せないので効率が悪いですね。
保険の考え方もゲームに置き換えてみるとイメージがしやすいかも知れません。
(ゲームやらない方にとっては全くわからない記事でした。)